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残債務を買い取る

  • サービサーは大量の不良債権をまとめ買いします。
    サービサーは、銀行が持っている貸付債権を一まとめにして入札にて買い受けます。いわゆる「バルク買い」です。
    その中には、担保処分によってある程度の回収が見込める債権も有れば、無担保で全く回収の目途が立だない債権も混じっています。
    サービサーへの譲渡価格は、金融機関との間で秘密保持契約が結ばれているのと、不良度合(回収の可能性)、および需要と供給のバランス等を考慮した入札で値段が決まる為、不明ですが額面より極端に低くなっているのが通常です。

  • 債権を譲り受けたサービサーは債務者に対し、とりあえず元の債権額全額の返済を要求します。(法的請求も含めて)「出だしは大きく、強気で攻める」が債権回収の基本だからです。任意売却された方は、「なぜ?」と思うでしょうが、残債回収のサービサーはそれが仕事であり、以前の事情は知らないし、知っていても意味がないからです。しかし、サービサーが、任意売却完了者に全額の一括支払いを、と強気で言ってみても、債務者には支払いを続ける資力が無いし、債権者には担保の抵当権(無担保債権化しているので)はすでにありません。
    従って無理な請求をしたところで意味がなく、債権者は、任意売却後の債権の回収には現実可能な回収を目指すことになります。ここは極めて重要なポイントになります。
    サービサーは、債権の買値(原価)や相手方(債務者)の状況を考慮し、大幅な減額交渉に応じたり、低い金額での一括返済、残債権放棄(他に資産があるとか、給料や退職金が確実に入ると言った人には、適用されず、残債の支払いが求められます。)という形で早期決着を図ります。
    この様に、反対の立場(=債権者)かどう処理するのかを知っていれば、残債務についてどう交渉すればいいのか、買取る事ができるのか、いくらで買えるのかという事が客観的に判断できる様になります。(自分のことはなかなか客観的にはなりにくいですが・・・)

  • 借入金が元の銀行にある間はなかなか減額交渉等が進展しなかったのに、サービサーに債権譲渡されたことによって、かえって交渉がはかどり、解決が早まるということがあります。
    サービサーは、法務大臣許可の企業であり、債権譲渡されても心配する事はありません。反対に、残債減免のチャンス、残債買取のチャンスととらえる事もできます。

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